さてセリエによれば、ストレス症候群は次のような3つの局面をもっています。
(1)警告反応期→ショックによって抵抗力が低下し、ついでショックに対する防衛反応が起こる。
(2)抵抗期→抵抗力が高まった状態。
(3)疲弊期→ストレスが長引き、防衛機構が働かなくなって抵抗力が急激に低下する。
ストレスによって、生物はむしろ抵抗力が強くなります。
例えば、冷気に馴らしたラットは馴れていないラットに比べて、より寒気中で元気でいられます。
しかし、そうした抵抗力の高い期間にも限りがあり、やがて抵抗力が低下し、時には死に至ることになるのです。
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