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1.女性の総合保健システムの構築...

性と健康を考える女性専門家の会では、女性のヘルスケア・システムの課題として、次の4つを掲げている。
1.女性の総合保健システムの構築
従来の母子保健制度を見直し、女性の人権の立場から、妊娠・出産ばかりでなく、避妊・中絶・性感染症と、生殖機能に由来するあらゆる女性のプライマリケア(セクシャリティ、月経障害、摂食障害、不妊、更年期などを含む)の総合支援制度を整備すること。
2.性に関する健康教育の充実
小学校・中学校・高校を通じて、男女いっしょに、セクシャリティ・避妊・性感染症予防についての健康教育を行うこと。従来、倫理道徳面ばかり語られることが多く、また、地域や学校によって取り組み方に偏りの大きかった性教育を見直して、エビデンス(医学的、統計的な有効性)に基づいた最新のデータを子どもの年齢や理解度に応じて提供し、子どもたちが性の自己決定を、自己確立の過程において体得できるようにサポートする体制を整えることが急務である。
3.EBMの導入
科学的な証拠に基づく医療(EBM)を導入し、女性の健康に関する包括的な調査研究を継続的に行っていくこと。リプロダクティブ・ヘルス/ライツと、ウィメンズヘルスに関する日本のデータベースを構築し、一般の消費者に情報を提供できるようにする。
4.総合的なウィメンズクリニックの実現と展開
女性のプライバシーを尊重し、身体的なことばかりでなく精神面・社会面をもケアできる女性医療の実現が望まれている。十分な正しい情報を提供したうえで、女性が自己決定することができるようサポートしていく医療施設の創設と展開が必要。
この4つが課題である。


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